ジュリー

会社というところはいろいろな世代が集まって仕事をしています。

 

うちのスタッフも、上は60代から下は10代まで。

その差は40歳以上。親子？いやいやおじいちゃん？というほど離れていたりもします。

 

 

先日、某取引メーカーの担当の方が転勤ということで、新旧の担当者と所長さん３人でご挨拶にお見えになりました。

 

新しい担当の方と名刺交換をした時の話です。

 

その方の名前は《サワダケンジ》さん。

字は違いましたが、その名を見て『サワダケンジさん！』とテンションを上げたのはアラフォーのスタッフ。

 

メーカーの所長さんが

『事務所ではジュリーって呼ばれてますよ。』なんて言われるもんですから。

『うそっ！やっぱり。』とスタッフ。

『いえいえ、冗談です。』と所長さん。

 

そんなやりとりをわきあいあいと繰り広げておりました。

 

場の空気を読んでのことか。一応にこにことその話に加わりながらもキョトン顔で頭の上に　？？？　を浮かべるのは20代のスタッフです。

 

『えっ？もしかして沢田研二をしらないの？』

『知らないです。』

 

『えっ？ジュリーよ。』

『歌いながら帽子を投げる人よ。』と振付まで披露し、画像を検索するアラフォー。

『この人よ。樹木希林がジュリーってやってたの知らない。』

 

『わかりません。』

 

出ました。これがジェネレーションギャップです。

 

必死に訴えるその場にいるアラフォー３人。

それをケラケラと笑ってうけ流す20代２人。

 

 

こんなとき、だいたい出てくる話は、

ムーミンのガールフレンドはフローレンじゃない。ノンノンだった。とか、ゲゲゲの鬼太郎はあんなかわいい絵じゃない。もっとおどろおどろしくて、怖かった。とか・・・

 

でも、『セーラームーンが保育園のときだった。』なんて話をされてはもう勝てません。

 

『その頃すでに、大人だったわぁぁぁ。』

 

意気揚々どや顔で勝ち誇るのは20代スタッフ。

 

言えば言うほど、どつぼにはまり、最終的に声は小さく、がっかり肩を落とすアラフォー組。

 

いつも同じ結果です。

どうせ負け戦さ、最初から挑まなきゃいいのにとりあえず向かって行く。

それがうちのアラフォースタッフ。┐（´ー｀）┌