屋根製品一覧・工法紹介
伝統の和瓦(J型)から洋瓦(S型)・平板瓦(F型)までをラインナップ製品一覧
和瓦(J型)
J型は緩やかなカーブを描いたわが国の代表的な形の⽡です。
現在でも多くの家屋でよく⾒られます。和⽡、⽇本⽡とも呼ばれています。JAPANの頭⽂字を取ってJ型と呼ぶようになったともいわれています。お寺や神社、和⾵住宅などで⽬にする機会も多いでしょう。
写真のように波型の断⾯が美しく、⾬が降った際の⽔切れ(機能性)も⾮常にいい形です。
豊富なラインナップと耐震、 防災に優れた⽡をご⽤意
伝統的な和⽡や、丸惣の緩勾配屋根専⽤和⽡や、シバオの総合防災ウルトラ3S⽡スーパーシリーズなど取り揃えています。 詳しくはお問い合わせください。
洋瓦(S型)
S型⽡は断⾯を⾒ると緩いS字のカーブを描いている洋⾵⽡のことです。S型(スパニッシュ型)はSpanishのSから名前がついたともいわれています。カラフルな⾊のバリエーションも多いのが特徴で「個性的な家にしたい」という施主が採⽤したり、デザイナーズ系のオシャレな建築物に⽤いられることが多くなってきています。リフォームの際に和⽡から洋⽡に葺き替えることで、⾒た⽬の印象を変えることも可能です。
洋⾵な建築にぴったり お家の雰囲気に合わせて
丸惣のニューセラエコなら防災を意識した軽量化も
平板瓦(F型)
平坦な形をしたシンプルな⽡のことです。S型やJ型とは異なり凸凹が少ないため、スッキリとした⾒た⽬の屋根に仕上げることができます。
F型の名前は平らを表すFlatの頭⽂字を取ったという説と、フランス⽡を参考にしたのでF型になったという説があります。平板⽡(へいばんがわら)と呼ばれることもあります。最近の傾向としては、太陽光パネルを載せるために
より軽量化させたF型の軽量防災⽡がよく使われています。
今時の家にしたいなら シックな平⽡がおすすめ!
屋根をシンプルに仕上げ、すっきりとした見た目になります。
地震や強⾵に対抗できる最新型⼯法!工法紹介シールド工法21
もう⼟はいらない!今までの常識を超え、
歴史を変える、災害に強い屋根施⼯⾰命。
屋根⾃体の総重量を軽く! 独⾃の固定⽅法でより強固に!
棟際桟⽡や地葺き⽡・各棟⽡を地震・強⾵・暴⾵⾬から守れる最新材料を構造材として使⽤した21世紀の施⼯法なのです。 棟の⻑さ14mで⾏なった湿式⼯法と⽐べると、完成時の総重量はなんと約500〜600キロもダウン!(※当社⽐) 軽く丈夫な屋根づくりは、家屋の倒壊対策や雪の重みなどへの対策にもつながります。
⼭⼝県にはシールド⼯法21を
施⼯できる企業はたった3社。
その中でもカワノ⼯業は数多くの施⼯実績があります。(※2020年現在)
シールド工法21 施工手順
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❶ ウイングにカーテンを装着し、棟芯にステンビスを取り付けます。(人工木材なので腐食の心配がありません!)
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❷ 面戸側面に瓦フォームを充填しています。
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❸ 瓦フォームの表面へ化粧しっくいを塗ります。
(養生時間なし) -
❹ 防災のしを施工します。土など使用せず乾式でのしを積み上げていきます。
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❺ 棟芯に向けて指定の長さのビスで締付ます。
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❻ 大のし2段・小のし3段・5寸丸仕様の棟が完成!
完成全体写真
以上が完全乾式工法の施工模様です。耐震・耐風にも強い上、かなりの軽量化になります。この現場の棟の長さ(約14m)で、湿式工法に比べると約500~600㎏の軽量になります。 この方法でしたら、万が一物が飛来し、棟瓦が破損した場合でも補修が容易にできます。その際、廃材もほとんど出ませんし、ランニングコストの面でも安心です!