屋根製品一覧・工法紹介

伝統の和瓦(J型)から洋瓦(S型)・平板瓦(F型)までをラインナップ製品一覧

和瓦(J型)

J型は緩やかなカーブを描いたわが国の代表的な形の⽡です。

現在でも多くの家屋でよく⾒られます。和⽡、⽇本⽡とも呼ばれています。JAPANの頭⽂字を取ってJ型と呼ぶようになったともいわれています。お寺や神社、和⾵住宅などで⽬にする機会も多いでしょう。

写真のように波型の断⾯が美しく、⾬が降った際の⽔切れ(機能性)も⾮常にいい形です。

写真: 和瓦1
写真: 和瓦2
写真: 和瓦3

豊富なラインナップと耐震、 防災に優れた⽡をご⽤意

伝統的な和⽡や、丸惣の緩勾配屋根専⽤和⽡や、シバオの総合防災ウルトラ3S⽡スーパーシリーズなど取り揃えています。 詳しくはお問い合わせください。

写真: 和瓦

洋瓦(S型)

S型⽡は断⾯を⾒ると緩いS字のカーブを描いている洋⾵⽡のことです。S型(スパニッシュ型)はSpanishのSから名前がついたともいわれています。カラフルな⾊のバリエーションも多いのが特徴で「個性的な家にしたい」という施主が採⽤したり、デザイナーズ系のオシャレな建築物に⽤いられることが多くなってきています。リフォームの際に和⽡から洋⽡に葺き替えることで、⾒た⽬の印象を変えることも可能です。

写真: 洋瓦1
写真: 洋瓦2
写真: 洋瓦3
写真: 洋瓦4

洋⾵な建築にぴったり お家の雰囲気に合わせて

丸惣のニューセラエコなら防災を意識した軽量化も

写真: 洋瓦

平板瓦(F型)

平坦な形をしたシンプルな⽡のことです。S型やJ型とは異なり凸凹が少ないため、スッキリとした⾒た⽬の屋根に仕上げることができます。

F型の名前は平らを表すFlatの頭⽂字を取ったという説と、フランス⽡を参考にしたのでF型になったという説があります。平板⽡(へいばんがわら)と呼ばれることもあります。最近の傾向としては、太陽光パネルを載せるために

より軽量化させたF型の軽量防災⽡がよく使われています。

写真: 平板瓦1
写真: 平板瓦2
写真: 平板瓦3

今時の家にしたいなら シックな平⽡がおすすめ!

屋根をシンプルに仕上げ、すっきりとした見た目になります。

写真: 平板瓦

その他の屋根材

新素材を使ったモダンな超軽量瓦「ROOGA」

写真: 軽くて強い新素材の瓦「ROOGA」

自然災害に強い屋根材

⽡の重厚感はそのままに、重量を1/2以下に軽量化。しかも、強い衝撃にも割れにくい。新素材の軽い⽡「ROOGA(ルーガ)」は、軽さと強さと美しさを兼ね備えた、理想の⽡です。

取扱いメーカー

ロゴ画像: 株式会社シバオ ロゴ画像: 株式会社丸惣 ロゴ画像: 株式会社鶴弥

地震や強⾵に対抗できる最新型⼯法!工法紹介シールド工法21

もう⼟はいらない!今までの常識を超え、
歴史を変える、災害に強い屋根施⼯⾰命。

屋根⾃体の総重量を軽く! 独⾃の固定⽅法でより強固に!

棟際桟⽡や地葺き⽡・各棟⽡を地震・強⾵・暴⾵⾬から守れる最新材料を構造材として使⽤した21世紀の施⼯法なのです。 棟の⻑さ14mで⾏なった湿式⼯法と⽐べると、完成時の総重量はなんと約500〜600キロもダウン!(※当社⽐) 軽く丈夫な屋根づくりは、家屋の倒壊対策や雪の重みなどへの対策にもつながります。

重加速度1G (震度7:阪神⼤震災を超える数値) の耐震診断に合格!

平成16年8⽉に、浜⽥技術センター(島根県浜⽥市下府町388-3)において、棟⽡⽤耐震試験機(型式:HTK/TT-1G)によるテストを実施しました。結果は、落下物も破損箇所も全くなく無事に終了しました。

防災⽡と副資材を使⽤した施⼯で台⾵・強⾵からの被害を防ぎます。

⼭⼝県にはシールド⼯法21を
施⼯できる企業はたった3社。

その中でもカワノ⼯業は数多くの施⼯実績があります。(※2020年現在)

シールド工法21 施工手順

  • 写真: シールド工法21施工手順1

    ❶ ウイングにカーテンを装着し、棟芯にステンビスを取り付けます。(人工木材なので腐食の心配がありません!)

  • 写真: シールド工法21施工手順2

    ❷ 面戸側面に瓦フォームを充填しています。

  • 写真: シールド工法21施工手順3

    ❸ 瓦フォームの表面へ化粧しっくいを塗ります。
    (養生時間なし)

  • 写真: シールド工法21施工手順4

    ❹ 防災のしを施工します。土など使用せず乾式でのしを積み上げていきます。

  • 写真: シールド工法21施工手順5

    ❺ 棟芯に向けて指定の長さのビスで締付ます。

  • 写真: シールド工法21施工手順6

    ❻ 大のし2段・小のし3段・5寸丸仕様の棟が完成!

完成全体写真

以上が完全乾式工法の施工模様です。耐震・耐風にも強い上、かなりの軽量化になります。この現場の棟の長さ(約14m)で、湿式工法に比べると約500~600㎏の軽量になります。 この方法でしたら、万が一物が飛来し、棟瓦が破損した場合でも補修が容易にできます。その際、廃材もほとんど出ませんし、ランニングコストの面でも安心です!

写真: シールド工法21完成風景

ウルトラ防災のし家笑(かわら)

台風・地震に強い防災瓦

地震に強く、軽量の棟が 葺き上がるハイブリット⼯法!

昭和に施工された建物は、地震や台風に弱い、土だけを使った積上げ工法がほとんどを占めています。阪神淡路大震災(1995年)以降に開発された耐震工法では、瓦同士を全て銅線で留め付け、野地の中心に棟芯金具を取り付けて棟土を固定。さらに金具の先端に棟芯木を取り付け、雁振をビスで留め付ける耐震性に優れた工法へと進化しました。 そして、さらに進化を遂げた防災棟工法の「ウルトラ防災のし家笑(かわら)」は、棟部分の施工に使う葺き土の量が大幅に削減でき、屋根(棟部分)の軽量化が実現しました。