自在R連続基礎

概要

自在R連続基礎は「車両用防護柵」に使用する、コンクリート製の連続基礎です。


従来、土中で設置する車両用防護柵ですが、埋設物などにより地中に直接支柱を埋め込むことが出来ない場合など、防護柵の設置が困難であった箇所への適用を可能とする製品です。


製品同士は上下の凹凸を組み合わせ、ボルトにて締結して連続基礎として構築します。 この構造により、基礎の接続角度は自在となり、高い曲線(R)対応能力を有します。


交差点タイプ:国土交通省 NETIS CB-200001-A

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特長

曲線(R)に自在に対応可能

自転車のチェーンをイメージし、カーブに自在に対応できるプレキャスト連続基礎となっています

曲線に対応

工期短縮 交通規制の早期解放

地中埋設式の、現場打ち連続基礎と自在R連続基礎ブロックを比べると、型枠の設置やコンクリート養生に要する時間を短縮でき、

さらに、強度の発生による供用開始までの期間が約1/3の施工期間で行うことができます。

安全を考慮した防護柵の設置を実現

連続した基礎として衝突に対して抵抗するため安全性が高くなります。

埋設物が有り、防護柵の建込 が出来ない所でも設置可能です。

設計条件

適用範囲

・防護柵種別と設置延長により、断面形状の異なるS型・A型・B型よりお選びいただけます。

 ※路肩への適用につきましてはRS基礎をご検討下さい。

適用範囲

・道路縦断勾配は10%以下まで対応可能です。

・道路縦断勾配の変化において2%以下の変化であれば連結可能です。

・特に効果の高い適用範囲

 交通量が多い道路の工事または緊急工事の場合、仮設防護柵の設置に有する工期が短縮出来る為、

 交通規制の期間を大幅に短縮することが可能です。