ボックスカルバート日本下水道協会認定製品 T-25対応

概要

道路下に埋設し、主に下水及び排水用管路として使用されるほか、地下道(歩道および車道)、貯留槽、水槽など多岐にわたって応用できます。


・PCボックスカルバートは、頂版および底版に合理的にプレストレスを導入する事により、ひびわれ発生の完全防止が可能となり、また鉄筋コンクリート構造に比して断面厚が20%~40%少なくきわめて軽量化出来た工場製品であります。また、PCボックスカルバートはポストテンション方式で製造いたしております。


・HTCボックスカルバートは、高張力異形鉄筋と高強度コンクリートを使用し、頂版についてはひび割れ幅を制御する為、アンボンドPC鋼棒を使用して僅かなプレストレスを与える、いわゆるプレストレスト鉄筋コンクリート(PRC)構造として、また側壁については鉄筋コンクリート構造として設計した製品です。


(一社) 道路プレキャストコンクリート製品技術協会 RPCA工場認証審査基準適合証明書 Ⅱ群(カルバート)を取得しました。

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特長

早い!

プレキャスト製品のため養生期間を必要としません。

また、専用のプレキャスト基礎板を使用することでプレキャストボックスカルバートの最大の特長である急速施工をより一層促進できます。

優れた耐久性

耐荷性、耐久性衝撃や繰り返し荷重に対する抵抗性に優れ、鉄筋コンクリート(RC)構造と異なりひび割れが発生しないので耐久性に優れています。

使用重機の軽減

軽量化RC構造と比較して部材厚が薄くなり、質量が20~40%程度軽量化でき、運送費の低減、使用重機の軽減が図れます。

安心な布設

布設・縦締工はメーカーの責任施工で行いますので、充分御安心いただけます。

工費節減

工期短縮による一般経費、諸人件費の節減、断面厚の減少により掘削土量の減少および山留工材料の節減が可能となるため、経済効果が大であり工費の節減ができます。

製品規格

標準断面図

標準断面図

設計条件

活荷重
:T-25
土被り
:0.5m~3.0m

(上記条件以外についてはお問い合わせください。)

規格品(車輛総重量245kN荷重に対応)の種類

構造種別による区別 規格断面数 呼び名による区分 適用土被りによる区分(m)
PCボックスカルバート 58断面 600×600~5000×3000 150型 0.50~1.50
300型 1.51~3.00
600型 3.01~6.00
HTCボックスカルバート 19断面 600×600~1800×1800 0.50~3.00

*B(内幅)が4100を超えるものは一部、上下2分割となります。

プレキャスト基礎板

製品図

寸法表

寸法(mm) 参考質量(kg)
L B t
3100 400 100 310
1500 400 100 150

*ボックスカルバートの基礎地盤が良好で、急速施工を必要とする現場でご使用いただけいます。

RPCA 工場認証審査基準適合証明書

2分割・4分割ボックスカルバートRPCA工場認証審査基準適合証明書

(一社) 道路プレキャストコンクリート製品技術協会 RPCA工場認証審査基準適合証明書 Ⅱ群(カルバート)を取得しました。

設計事例

2分割・4分割ボックスカルバート

現場状況或いは製品運搬時に質量や寸法に制限を受ける場合、上下2分割或いは4分割して製造し、現場に搬入したのち、
組立一体化するボックスカルバートである。

2分割・4分割ボックスカルバート

大型2分割ボックスカルバート6000×1800×1000

推進工法用ボックスカルバート

都市化の進展に伴い、立地条件や環境条件を総合的に判断して、管路構造物の施工は推進工法が多岐にわたって採用されている。
この推進工法用ボックスカルバートは、推進工法の更なる効率化と機能のため開発されたボックスカルバートである。

推進工法用ボックスカルバート

推進工法用ボックスカルバート2000×1100×1500

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