一般評定HI-BEX工法
一般評定 HI-BEX工法
HI-BEX工法は、旧38条認定工法であるBESTEX工法を「2015年 建築物の構造関係技術解説書」「H28年国土交通省告示第468号」などに適合するようリニューアル。
性能アップとともに施工品質と信頼性を向上させた、新しいコンセプトの工法です。
特長
01.〔杭先端下方の地盤の取扱いを規定〕
支持層下方に粘土質地盤がある状況で載荷試験を実施して、支持力性能を解析。
支持層が薄層の場合の取扱いを規定しています。
02.〔H28年国土交通省告示第468号に基づく施工管理指針〕
H28年国土交通省告示第468号「基礎ぐい工事の適正な施工を確保するために講ずべき措置」に基づき、着工前検討会や支持層の確認方法などを施工管理指針に規定しています。
03.〔施工会社はすべて第三者機関による施工品質評価を取得〕
開発会社および承認施工会社は、(一財)ベターリビングによる施工品質に関する評価を取得しています。
04.〔杭先端N値の平均範囲は杭先端より上方1D+下方1Dです〕
杭先端N値の平均範囲を従来の「杭先端より上方4D+下方1D(D:杭径)」から「杭先端より上方1D+下方1D」としました。
支持層への杭の根入れは最小限ですみます。
支持力算定式
施工手順
HI-BEX工法の施工手順
根固め部の形状
適合条件
認定番号 | 適応杭径 | 適応地盤 | 適応施工長 |
---|---|---|---|
CBL FP028-16号 | φ300~φ1000(*) | 砂質地盤 | 施工地盤面から杭先端までの最大施工深さ65m |
CBL FP029-16号 | 礫質地盤 |
(*)水平力を得るために使用する上杭・中杭の拡頭杭径は最大φ1100まで使用可能